第18回研究例会のお知らせ

時下、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
第18回研究例会のご案内です。

【日時】
11月8日(日)14:00~

【場所】
東京農工大学 農学部 第一講義棟 1階 16号教室 (下記URLの11番の建物になります)
http://www.tuat.ac.jp/basic_information/access/fuchu/campus_map/index.html

【内容】
14:00- 総会
14:30- 講演会「食とイデオロギー」
▼基調講演 藤原 辰史 (京都大学人文科学研究所 准教授)
(単著『ナチスのキッチン』水声社、『ナチス・ドイツの有機農業』柏書房、ほか多数)

▼パネルディスカッション
パネル講演:河上 睦子 (相模女子大学 名誉教授)
(最新刊『いま、なぜ食の思想か』社会評論社、ほか多数)
コメンテーター兼コーディネーター: 関 陽子 (長崎大学 准教授)

ご講演いただく藤原辰史先生は、ご著書『ナチスのキッチン』において〈食〉とイデオロギーの関係について論じられました。台所という人間と自然の結節点が政治化される過程は、人間と自然の関係を考える環境思想においても重要な示唆を得ることができるだろうと考えております。また、ご著書『いま、なぜ食の思想か』において〈食〉がナショナリズムを補完するためのイデオロギー装置として利用されやすい側面があることを指摘された河上睦子先生とのディスカッションを経て、〈食〉に対して環境思想から迫りたいと思います。

※終了後、懇親会を予定しております。

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